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2024/07/11 21:50

2024.07.11(木)
この日、ありがたいことに長崎北高校よりご招待いただきました。
「全校集会の場で、ウクライナについての発表があるから同席いただけないか」といった内容。

(長崎新聞)2024.03.14
振り返ると、今春3月に日本とウクライナの文化紹介や戦争についての考えなどを10名ほどの学生たちと共有する機会がありました。この時の学生皆さんが全校生徒に向けて「学んだこと・考えたこと」を披露するとのことでした。

今回、私(高見)とアナスタシアさんで出席しました。

冒頭、ロシアのミサイル攻撃で爆撃されたウクライナ最大の小児病院について話す学生。

ウクライナ・キーウ学生たちと異文化交流した時について語る。(1回目交流会)

同グループと2回目交流会を実施。次は「平和」について話した。

戦争が起こっている国とは、すべてが戦火のようなイメージだったが、国民には「日常」もあることに気が付く。

戦争を経験していない人にとって、どうしても悪く言うと「平和ボケ」してしまいがちである。実際は、ウクライナの将来のために勉学に励む学生・経済のために仕事に勤める労働者など様々な要素が、国の基盤を作る上で必要不可欠である。言われると当たり前だが、うっかり忘れてしまう。

こういった無知にロシアのプロパガンダが押し寄せることも。知り考えることが大切である。
知識のアップデートは不可欠。

アナスタシアさん達との交流を通して「文化を守る」新たな観点について語る学生。

(写真)2024.03 撮影
改めて、実際にお会いし生の声を届けることの重要性を感じるひと時でした。

最後に、プレゼンテーションを通したアナスタシアさんから発表者・全校生徒へ一言。

「ウクライナは2年以上、ロシアからの全面攻撃が続いています。私たちは色々なイベントを通して頑張っていますが、ニュースが減って戦争がもう終わったと言う人に会った事もあります。今、一番簡単にできることはウクライナのことを知ること、これを家族や友達に話してくれること。これがとても大きな力になります。ウクライナの大変なこと、綺麗な文化、色々なことを知ってください。私たちは長崎の祭りでウクライナ文化のイベントをします。まずはウクライナ文化を楽しんでください。そして、ウクライナの文化を好きになってくれてありがとうございます。」

傍観者から共感者へ。
ここから新たな「ウクライナのファン」が現れることを信じて。