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2025/05/15 19:55

本日、ウクライナでは「ヴィシヴァンカの日」です。※2025.05.15(木)

毎年5月の第3木曜日は、ウクライナの文化を象徴する「ヴィシヴァンカ(вишиванка)」その魅力を再確認し、世界中のウクライナ人やウクライナを応援する人々がつながる特別な日「ヴィシヴァンカの日」です。


ヴィシヴァンカとは?

ヴィシヴァンカとは、ウクライナの伝統的な刺繍シャツやブラウスのこと。

地域ごとに模様や色に特徴があり、それぞれに込められた意味があります。

魔除けや家族の繁栄、健康などを祈る気持ちが込められたヴィシヴァンカは、単なる衣服を超えた「文化の象徴」です。

(※ヴィシヴァンカの歴史や模様の意味については、以前のブログ「【ウクライナ刺繍】ヴィシヴァンカとは?」でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。)


※スタッフの弟とクラスメイト

※スーパーマーケットの店員さん


ヴィシヴァンカの日に何をするの?

ヴィシヴァンカの日は、毎年5月の第3木曜日に祝われます。

この日は、世界中のウクライナ人やその文化を愛する人々が、ヴィシヴァンカを身につけて街に出かけたり、SNSで写真をシェアしたりすることで、ウクライナの伝統文化への敬意と連帯を表します。

加えて、自分たちの自慢のヴィシヴァンカを見せ合う日でもあります。

また、カフェやレストラン、スーパーマーケットへヴィシヴァンカを着て行くと、小さなギフトがもらえるようなサービスもあったり。

公式なイベントに参加する人もいれば、学校や職場でヴィシヴァンカを着るだけという方も。特別なルールはありません。

「自分なりに文化を尊重し、楽しむ」ことが大切です。


ヴィシヴァンカはこの日だけじゃない!日常使いもできる

「伝統服」と聞くと、特別な日しか着られないイメージがあるかもしれません。

しかし最近では、日常のコーディネートに取り入れやすいデザインのヴィシヴァンカも増えており、普段使いがしやすくなっています。

カジュアルな刺繍ブラウス、モダンなシルエットのシャツ、ワンピースなど、種類も豊富。デニムやスカートに合わせて着こなすことで、ナチュラルにウクライナ文化を日常に取り入れることができます。

 ※引用元 The Kyiv independent (イワナ・クパーラ)

次にヴィシヴァンカを着るチャンスは?

ヴィシヴァンカの日以外にも、ウクライナの伝統行事やお祭りの場では、ヴィシヴァンカを着る機会があります。

例えば、7月に行われる夏至のお祭り「イワナ・クパーラ(Івана Купала)」もその一つ。自然や水、愛を祝うこのお祭りでは、刺繍衣装と花冠を身に着けるのが伝統的なスタイルです。


ヴィシヴァンカは、文化の誇りであり、日常に取り入れられる美しいファッションでもあります。

あなたもこの特別な日に、あるいは普段の暮らしの中で、ヴィシヴァンカを身につけてみませんか?

ぜひUA.Designerで、さまざまなユニークなヴィシヴァンカをご覧ください。