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2025/06/18 13:28

シンガーソングライター・片平里菜さんが、UA.Designer 長崎本店へご来店!

ご友人へウクライナのお土産を探しに来られたとのことでしたが、スタッフとの会話の中でウクライナの伝統刺繍「ヴィシヴァンカ」に深くご興味を持っていただきました。


ウクライナの現状と、日本からもできる支援の形について共有させて頂き、意気投合されました。

※詳しいお話は、先日ふくしまFMにてお話しさせていただきました、6月21,28日(土)にオンエアです。


【プロフィール】片平里菜(かたひら りな)


福島県福島市出身のシンガーソングライター。

10代からギターと作詞作曲を始め、2013年にメジャーデビュー。

デビュー曲「夏の夜」や「女の子は泣かない」で一気に注目を集め、透明感と力強さを併せ持つ歌声で幅広い世代の支持を得る。

ソニーミュージックアーティストを経て、2018年独立。

テレビドラマやCMタイアップなども多数。特に、自らの言葉で描かれた等身大の歌詞と、心の奥に届くようなライブパフォーマンスが高く評価されている。

福島出身というルーツを大切にしながら、全国各地でライブ活動を精力的に続けており、2023年には活動10周年を迎え、さらなる飛躍を見せている。


ライブ衣装にヴィシヴァンカを採用

ウクライナの手刺繍には、古くから“お守り”の意味があります。特に手首や首回りに施された刺繍は、邪気や災いが体に入らないよう守るとされ、身につける人に強さと安心を与えてくれます。

片平さんは、そうした意味を理解した上で、ライブ衣装としてヴィシヴァンカを使っていただけることになりました。精神的なメッセージを持ったファッションとして、大切に選んでいただきました。


ヴィシヴァンカの日(5月15日(木))に着用頂きました!

毎年5月の第3木曜日は、ヴィシヴァンカの日。世界中のヴィシヴァンカ愛好家たちが着用し、自分たちの自慢のヴィシヴァンカを見せ合う楽しい日でもあります。

片平里菜・公式Instagram▶︎https://www.instagram.com/p/DJqcaIgTo0o/?igsh=MzNtY2Jkajcycmoz


ウクライナ国旗と平和の鳩の手刺繍

5月18日にはComing Kobeコンサートで、一番手に登場。

衣装は、UA.Designerウクライナの現地職人たちが平和を願い、ウクライナの国旗を持った平和の鳩の手刺繍。

ウクライナの平和への想いを込めて歌っていただきました。

神戸のウクライナ名誉領事館へも訪問


このご縁をさらに深めるため、私(UA.Designer代表・高見)は片平さんを在神戸ウクライナ名誉領事館へお連れしました。

岡部芳彦名誉領事との対話を通じ、今後のウクライナ文化の普及活動へのご協力についても前向きに話し合うことができました。

万博アリーナでのライブにもヴィシヴァンカで登場!



2025年6月8日には、大阪万博のアリーナステージにて、片平さんが 真っ赤なヴィシヴァンカを纏って登場! ステージの光と伝統刺繍が見事に融合し、観客からも注目を集めました。

現在も片平さんは全国各地でライブを開催中。

UA.Designer も、どこかのライブに参加予定です!

ウクライナの文化と心を、日本へ

今回の出会いを通じて、ウクライナの伝統が日本の音楽シーンともつながっていくことを、スタッフ一同とても嬉しく思っています。これからも、ウクライナの魅力を多くの方にお届けし文化普及と職業支援へと繋げてまいります。

次回のライブ・コンサート情報は、片平さんの公式SNSオフィシャルサイトにて随時お知らせされています。

近日大きな発表もございます。

ぜひ、今後のコラボにもご期待ください!


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【記事作成者】

高見翔希(28)

兵庫県出身、長崎市在住。長崎大学経済学部卒。

大学をきっかけに長崎に移住。2018年から旧ソ連諸国を中心に観光業・貿易業を営んだ。

2022年から長崎県要請によりロシア語・ウクライナ語通訳ボランティアに登録し、公的機関の手続きや日本人との交流の機会をサポートするなどの活動を行った。

県内への避難民のウクライナ本来の魅力を日本人に知ってほしいという想いに応え、キャリアを活かしたウクライナ伝統工芸品を直輸入するなどの活動を共に行い、現在に至る。

現在では文化普及活動とあわせ、人間国宝を含む50名以上のウクライナ職人へ職業支援中。

UA.Designer 創業者、(株)UA.Designer Japan 代表取締役